大会レビュー

TI15 中国予選総括:TR と VG が出場権獲得、YB は最後の 1 戦で届かず

Team Resilience は Yakutou Brothers を 2-0 で下して最初の枠を確保し、VG は下位ブラケット決勝で YB に 2-1 勝利。YB は第 3 ゲームで一時 47,000 ゴールド以上のリードを築いたが、TI15 の切符には届かなかった。

TI15 上海テーマ背景と中国予選最終日総括記事のカバー

TI15 中国地域予選は終了した。Team Resilience と Vici Gaming が 1 位、2 位で The International 2026 への出場権を獲得し、Yakutou Brothers は 3 位で敗退。YB にとって痛かったのは最終日で、TR 戦では BP から試合展開まで押さえ込まれ、VG 戦では勝機を作りながら、第 3 ゲームの大幅リードを 92 分 56 秒の長期戦で失った。

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まず結論:2 枠は決まり、最も痛いのは YB

TI15 中国予選は、2 つの出場枠がはっきり決まって終わった。

Team Resilience が 1 位、Vici Gaming が 2 位となり、両チームが The International 2026 へ進む。Yakutou Brothers は 3 位で、あと一歩届かなかった。

最終日の焦点は、単なる出場チーム一覧ではなく、YB が最後の 2 シリーズをどう落としたかにある。

Team Resilience 戦では 19-32、18-41 と明確に敗れ、BP から中盤まで安定した解答を見つけられなかった。一方 VG 戦では大きなチャンスを作り、第 3 ゲームでは 47,000 ゴールド以上のリードを得ながら、92 分超の試合で逆転された。

だからこそ痛い。YB は出場権から遠かったのではなく、本当にあと少しだった。

TR 2-0 YB:上位ブラケット決勝は余地が少なかった

Team Resilience、ここでは TR と表記するチームは、まず上位ブラケット決勝で YB を 2-0 で下した。

第 1 ゲームは 49:11、TR が 32-19 で勝利。Lou の Shadow Fiend は 9/4/4 だったが、TR 側の YSR-04E の Drow Ranger は 13/1/9 で、ダメージと締め方がより安定していた。

第 2 ゲームはさらに明確だった。TR が 41-18 で勝利し、Echozz、YSR-04E、niu が高い関与を見せた。planet の Rubick は 6/1/21。YB 側の Tianming の Phoenix は 16 デスで、視界、立ち位置、保護の面で圧力を受け続けた。

YB が 1 回の集団戦を落としただけではない。TR が全体のテンポを握り、最初の枠を取るだけの内容だった。

VG 2-1 YB:本当の悔しさは下位ブラケット決勝

下位ブラケット決勝で、VG と YB は再び対戦した。

第 1 ゲームは YB が 37:03 で 26-8 勝利。VG は序盤から中盤にかけて苦しく、コアのファームも集団戦のリズムも安定しなかった。

第 2 ゲームは VG が 34:25 で 34-12 勝利。修正は早く、主導権も明確になり、シリーズは振り出しに戻った。

すべてを決めたのは第 3 ゲームだった。

このゲームは 92:56 まで続き、最終的に VG が 33-44 で勝利した。YB はキルで 11 上回り、最大 47,262 ゴールド、73,027 経験値のリードを築いたが、試合を終わらせられなかった。

普通の「惜しい」ではない。YB は大きな優位を作ったが、マップを閉じられなかった。

第 3 ゲーム:YB は大きくリードしたが、終盤の閉じ方が足りなかった

YB の構成は Tiny、Sniper、Timbersaw、Lion、Ancient Apparition。VG は Shadow Fiend、Ember Spirit、Pangolier、Rubick、Treant Protector だった。

YB の序盤から中盤には内容があった。Lou の Sniper は 19/7/9、建物ダメージ 17032。Setsu の Ember Spirit は 13/4/23、Xiang Yu の Timbersaw は 9/5/22。3 コアの数字は十分だった。

しかし、試合は YB が最も楽に勝てる時間帯では終わらなかった。

70 分を越えると、VG の許容範囲が戻ってきた。shiro の Shadow Fiend は 10/6/12、建物ダメージ 13644。Xm の Sniper は 11/8/13、ヒーローダメージ 73412。Bach の Pangolier は 6/8/20。さらに y` の Treant Protector がハイグラウンド防衛、バイバック、レーン、最後の集団戦で時間を稼いだ。

そこで YB の限界が大きく見えた。リードを作り、キルも取り続けたが、VG が重要なハイグラウンドを守り、試合がバイバック交換の繰り返しになると、YB には安定して終わらせる手段が足りなかった。

だからこの敗戦は重い。YB は一方的に倒されたのではなく、作ったチャンスを結果に変えられなかった。

VG:出場権は得たが、道のりは簡単ではない

VG が中国第 2 枠を取ったことは、結果として大きい。

VG のメンバーは shiro、Xm、Bach、XinQ、y`。下位ブラケット決勝第 3 ゲームの大きな劣勢から戻したことは、長期戦経験、バイバック判断、ハイグラウンド防衛の底力を示している。

ただし、この出場権獲得を楽な勝ち上がりとは書けない。

VG はすでに YB に敗れており、下位ブラケット決勝第 1 ゲームでも大きく押された。第 2 ゲームの修正と第 3 ゲームの我慢で枠を取り戻した形だ。

TI15 での VG の課題は、経験があるかどうかではなく、より早く主導権を作れるかどうかになる。毎シリーズで長期戦の生存に頼る形は、強い国際チーム相手には安定しない。

YB:3 位は崩壊ではないが、十分に悔しい

YB は最終 3 位だった。

恥ずかしい結果ではないが、悔しさなしには見られない。TR 戦では答えが少なく、VG 戦では出場権にほぼ手が届いていた。

残るのは第 3 ゲームだ。大きなリード、上回るキル数、良いコアの数字。それでも VG を完全に倒し切れなかった。

TI 予選は「あと少し」にチケットを出さない。YB の中国予選はそこで終わった。

TI15 中国区预选 FAQ

TI15 中国予選から出場権を得たのはどのチーム?

Team Resilience と Vici Gaming が The International 2026 への出場権を獲得した。

YB は TI15 に出場できない?

中国予選の結果では、Yakutou Brothers は 3 位で、この地域予選から TI15 へ出場することはできなかった。

TR はどのチーム?

この記事での TR は Team Resilience を指す。公開されている結果ページでは Team Resilience と表記されている。

VG の出場権獲得は、状態が完全に戻ったという意味?

そうは言えない。VG は出場権を取ったが、下位ブラケット決勝は厳しく、特に第 3 ゲームでは大きく劣勢だった。

なぜ YB の第 3 ゲームは悔しい?

YB は最大で約 47,262 ゴールド、73,027 経験値のリードを取り、キル数も 44-33 で上回ったが、92:56 の試合で敗れたため。

出典とデータ注記

データ確認日:2026-06-20。形式、参加チーム、最終順位、出場権の結果は Liquipedia を参照。TR vs YB のデータは OpenDota match 8856273501、8856318986、VG vs YB のデータは OpenDota match 8856401359、8856447323、8856501050 を参照。TI15 予選背景は Dota 2 公式発表を参照。